アルギニンの副作用と摂取目安は?
アルギニンはアミノ酸の一種ですから、
摂取したものは代謝されます。
したがって、基本的には副作用の心配はありません。
食べ物から摂取している限りは、
ほぼ問題ないといって良いでしょう。
(栄養が偏ると、別の面で問題が出てきますが。)
問題なのは、代謝しきれないほどに大量に、
長期間にわたって摂取した場合です。
●どんな副作用があるの?
・胃痛、下痢
アルギニンは強アルカリ性です。
なので、単体で大量に摂取すると胃に悪いです。
症状としては胃痛や下痢を発症することがあります。
・巨人症
アルギニンは成長ホルモンの分泌を促進するものです。
なので、過剰に摂取すると成長ホルモンが過剰になり、
可能性として希にですが巨人症になる危険があること
が指摘されています。
ジャイアント馬場さんみたいになるということですね。
ただ、数十グラム単位のアルギニンを長期間摂取
し続けない限り、そう心配する必要はありません。
●摂取量目安
アルギニンは、サプリの成分としては比較的新しく
注目され始めたものであるためか、摂取量目安や上限
については諸説あり、固まった定説がありません。
理想的な1日分の摂取目安量としてよく言われるのは、
・2~4g
・3~6g
・体重×0.1~0.08g(体重50キロならアルギニン4~5g)
といったところです。
ただ、摂取目的によって目安量も違います。
アスリートなら1日10g以上が必要だとも言われています。
アルギニンはアミノ酸の一種ですから、運動量が
多い人ほど、1日の必要量も増えるのです。
また、子どもの場合は大人と違って、まだ体内で
アルギニンを生成することができません。
上記の目安量は大人の場合を前提としたものなので、
子どもの場合はもう少し多く摂取しても大丈夫です。
それを前提として、子どもの成長のための目安量としては、
運動量に応じて
5~10g
ほど摂取することが望まれます。
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